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心と心を結ぶチケット・地域通貨

地域通貨fuku世話人会

「福は内バンク」

中津市牛神451-202

翻訳のVariatim

( 0979-24-3893

http://fukuuchi.infoseek.ne.jp

   fuku通信

820045 1

 


fuku発起人で創設を指導

 

糸園辰雄さんがご逝去

 

地域通貨fukuの創設を熱心に指導され、昨年12月の世話人会発足にともない顧問となっていただいた糸園辰雄さんが去る214日お亡くなりになりました(享年85歳)。

糸園さんはfukuの導入後もこの新しい地域通貨をいつも温かく見守り、また、折にふれて事務局/世話人会に対して貴重なご助言を下さり、地域通貨のシステムや運営のあり方について丁寧に教えて下さいました。

その地域通貨へのあふれる情熱は、一旦危機に陥ったfukuを再生させる中で、大きな励ましになりました。短い期間にたくさんのご指導・ご助言をいただきまいたことに改めて感謝の気持ちを表すとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

なお、糸園さんとの「お別れ会」が、321日、糸園株式会社中津店で営まれました。q

 

通帳による毎月のfuku取引量

 

041 192 fuku 2月約230 fuku3月約190 fuku fukueを含む)q

 

fuku短報

1 15日: ウェブサイトに「福は内掲示板」を併設

http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=fukuwauchi

1月31日: 1回世話人会(ヤナリ)

21日: 13回野菜市

211日: 2回世話人会(大地)

214日: 糸園辰雄さん逝去

22122日: 九州NPOコンソーシアム(宮崎市)に参加

229日: fuku携帯ページ http://k.excite.co.jp/hp/u/fukuwauchi

3月初め: 改訂版「fuku電話帳」が完成、会員に発送

37日: 14回野菜市

39日: 最初のfukuぢゃら受け取り店(いわさき靴屋)

315日:日本総合研究所による全国地域通貨アンケート調査(財務省委託)に回答。

321日: 糸園さん「お別れ会」(糸園株式会社中津店)

43日: 県立芸術文化短大情報コミュニケーション学科の水上ゼミの卒業研究を受け取る

44日: 15回野菜市

411日: 3回世話人会

51日: 会計報告・懇親会(ヤナリ)q

 

まちっと詳しう…

 

fuku通帳口座マイナス限度額21日より-200 fukuまで拡大されました。

 

各世話人への毎月お礼はひとり当り3fukuと決まりました。

 

fuku携帯サイト 2月末から携帯電話でfukuの情報を閲覧することができるようになりました。催し物の案内、会員店の紹介などを掲載しています。

http://k.excite.co.jp/hp/u/fukuwauchi

 

大分県立芸術文化短大情報コミュニケーション学科の水上ゼミの学生による卒業研究は、地域通貨fukuについての非常にすぐれたレポートです。ご希望の方には実費にてコピーをお渡しします(連絡先0979-24-3893 タカハシ)。

 

fukuがヨーロッパに紹介される 昨年秋、パリで開かれた「欧州社会フォーラム2003」のワークショップ「お金が世界を動かす」(1113日)で、地域通貨研究家の広田裕之さんが日本の地域通貨の現状について報告。他の通貨にまじってfukuも短く紹介されました。q

 

TMOあきんど市場、fuku採用へ

 

TMO事業「城下町中津あきんど市場」の計画がTMOなかつで進められていますが、このあきんど市場の中で地域通貨fukuが利用される見込みになりました。具体的な利用方法はまだ決まっていませんが、fukuからは、市への来場者に少額のfukuぢゃらを渡して利用してもらうことをあきんど市場企画会議に提案する予定です。q

 

新しい会員が入りました!

 

XXXXXX

(給)子供の世話、おばあちゃんの話相手 (需)料理指導、外国語指導(英語、韓国語)q

 

fukuぢゃらのみ受け取り店第1号

 

いわさき靴屋 お買い上げ額のうち、消費税相当までfukuぢゃらを受け取ります。

中津市日ノ出町1丁目351 0979-22-2487

http://www.d-b.ne.jp/nakatsu/syotenga/hinode/iwasak_k/iwasak_k.html

(岩崎さんは日出町地区商店街協同組合副会長)q

 

 

特集: 糸園辰雄顧問追悼

 

糸園先生を偲んで

 

企業組合みずからスタッフ一同

 

私どもが、糸園先生がお亡くなりになったことを知ったのは、いつも配信される地域通貨のメールでのことでした。突然のことで、スタッフ一同驚きとともに深い悲しみで、今でもまだ信じられない気持ちのままでいます。

年末の頃より、体調が思わしくなく入院されていることはお伺いしておりましたが、半年ほど前に糸園先生よりお仕事を頂いたときは、いつものように私たちスタッフを気遣ってくださり、とてもお元気な姿でしたので未だに信じられない思いです。

糸園先生には生前、「みずから」の顧問をして頂いておりました。個人的なことですが、私が糸園先生に初めてお会いしたのは今から二年前の「みずから」の総会のときでした。その直前に糸園先生ご自身がお書きになった御本の出版を、「みずから」の仕事として与えてくださっており、文字としての糸園先生のイメージしかなかった私は、「きちっとしたお堅い先生」というイメージが勝手に植え付けられていました。そんな初対面の私に糸園先生は「原稿を打ってくださってるのですね。ありがとうございます」と優しくお声をかけてくださり、「きちっとしたお堅い先生」というイメージから「紳士的で、やさしいおじいちゃん」という印象に変わったのを、今でも印象深く思い出します。そして、「本の出版」を「みずから」の営業品目として生み出し、位置づけてくださいました。「みずから」の経営面に関しても貴重なアドバイスを数多くして頂き、「価値のある仕事を」、「今、また新しい仕事がないか考えています」と、いつも顧問として私たちのことを考えてくださっていました。

今後は、糸園先生からいただいたご教訓を生かしていき、「みずから」にしかできない「価値ある仕事」を探し実践していくことが、ご恩に報いる道と思って頑張る覚悟でございます。

最後になりますが、御生前のお姿を偲び糸園先生の御冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

糸園先生追悼

 

須賀るみ子

 

 先生との出会いは、’99年私が始めて市議選で当選した時に、真紅のバラの花束を持ってお祝いに来て下さってからです。市民派市議はどうあるべきかにいろんなご助言を戴きました。「市民派はエゴの代表ではありません。利益誘導型議員にならぬよう、市民の要望を市に届ける議員に」など、新米の私に基本の考えを教えてくださいました。先生ご自身が商店街の活性化を常に考えていましたから、地域通貨fukuの提唱も先生の広い視野と商店主や商店労働者への温かい気持が根底にあったからこその創設だったと思います。015月、「地域通貨を考える会」の発足から、具体的導入を決めた0112月「地域通貨を考える会」の創設時の趣意書は先生の御提案でした。その前文―

今日、デフレスパイラルと呼ばれる不況のもとで世の中が喘いでいる事は承知の通りです。きびしい地域社会に生活している市民として何らかの活路を見出したい思いで一杯です。この思いから地域活性化の一つの方法として地域通貨「fuku」を立ち上げる決意をしました。

地域通貨「fuku」は中津・豊前とその周辺でだけ使え、会員相互の信頼を基礎に自分達が発行するお金です。自分の口座に「fuku」が無くても物やサービスを買うのに「fuku」を使えます。

不況のどん底で消費も冷え込む昨今ですが、必要適切な消費は生活に欠かせませんし、暮らしを豊かにする手段となります。「fuku」はその為に役立ちます。

 

また次のように話されました。「fukuが活性化につながるかどうかは商店主がどれだけ理解し協力してくれるかが鍵ですね、趣意書に同意し理念に共鳴してくれる方でないと意味がありません。個人の加入者が1000人を超えるとひとつの力になります。当面100人、そして来春には1000人を目標に。」

加入店30店、個人70人からの出発でした。地域通貨の互酬性という高い市民モラルが新たな地域活性化の力となるにはまだ時間を必要とします。

先生はいつも商店主や後継の若者達に優しく励まして下さっていました。大地2代目のかなこにも「まちづくりは店づくりからですよ」と教えられたそうです。その人のもっともふさわしいやる気をひきだす言葉を、先生と関わったひとりひとりの心に残していかれました。

大型店の進出の中で、消滅の危機にある商店の今後を誰よりも憂い、大きな贈り物として地域通貨fukuを残して下さったと思います。

本物の知識人とは糸園先生のような方だと関わった多くの人の心にいつまでも思い出としていき続ける事でしょう。321日株式会社糸園商店中津店にて故糸園辰雄氏とのお別れ会が先生の愛唱歌琵琶湖周航の歌が流れる中行われました。

 

 

糸園先生を偲ぶ

 

福田正直

 

 糸園辰雄先生は静かに旅立たれた。「お別れ会」に都合で参列できなかった私は、ご子息・糸園烈氏に手紙をしたため、せめてもの弔意のしるしとさせていただいた。糸園先生とのご厚誼がとりわけ深まったのは、大学での教鞭を終えられた先生が中津に帰郷されてからである。亡くなられるまで(正確には病臥されるまで)の間に、先生から30通余りのお手紙をいただいている。必ず何かに論及された内容で、明治維新、天皇制、社民党、コミューン、日銀の量的緩和、NAM原理(柄谷行人)、内橋克人、ジョン・ダワー等々、そして地域通貨のことである。

 また何度も会食を共にさせていただいたが、その都度先生は楽しい知的会話にいざなってくれた。マルクスのはるか手前で足踏みしている私の浅薄な思想レベルを決して先生は侮ることもなく、該博な学識で実に明晰に教示してくれたものである。

 安岐町の三浦梅園資料館にご一緒することになっていたが、先生の体調不良でかなわなかったのが残念だった。私が主宰している中津下毛地方自治研究センターの連帯セミナーでは、「規制緩和と流通戦争」と題したご講演をいただいたが、まちづくりへのさまざまな示唆に富んだものだった。

 地域通貨「fuku」が実現できたのは一方ならぬ先生のご指導があったればこそである。先生は、地域通貨に協同組合運動のツールとしての思いをかけておられたに違いない。

 先生の語り口には、穏やかな中にも烈しい情念が秘められており、それは歴史の弁証法的発展にゆるぎない確信を持しておられたからに他ならない。先生のその志の寸毫でも受けついでいくことが、旅立たれた先生へ捧げるレクイエムになると思う。q

 

☆☆☆☆☆

 

急募!

 

ボランティア保険加入

 

地域通貨fukuでは、中津市社会福祉協議会への登録を近く予定しています。同社協のボランティア・市民活動登録規模は現在90団体、延べ1600人。ここへfukuが登録すると、社協のコーディネートにより、fuku以外のボランティアの方々、ボランティアを求める人々との間で相互扶助のやりとりが可能になります。

また、社協を通じてボランティア保険に加入することができます。加入ご希望の方はお知らせ下さい510日まで)。

保障内容 死亡2350.2万円、後遺障害 2350.2万円(限度)、入院1日当り 9300 通院16200円、賠償責任 5億円(限度)など・・・

保険料 年間で500円。県と社協からの補助により個人負担は100円となっています。q

 

地域通貨勉強会

 

岩波ブックレット「地域通貨を知ろう」(西部忠著)の連続読書会を開きたいと考えています。今後、世話人会を開くときに同時に行う予定。いっしょに地域通貨について勉強しませんか?q

 

こりずにやってます…

17回 fukuお野菜市

 

66日(日)1112時、中津市新博多2で予定。q

会費の納入をお願いします!

 

新年度会費(4月〜)は1000円です。個人、事業者を問わず、手持ちのfuku(通帳残高プラスの範囲内、またはfukuぢゃら)でこのうち500円まで納入できます。例えば 3 fuku700円。

 

郵便振替

  口座番号 017106106622

  加入者名:地域通貨fuku事務局福は内バンク

 

田北商会、大地でも直接納入できます。期限は6月末日です。よろしくお願いします。なお、会費を納めていただいた会員には、お礼として5 fukuぢゃらを後日別途お送りしますので、どうぞご利用下さい。q

 

編集後記 

fuku絡係をお引きして以来、糸園さんにはつねづね温かくご指導いただいきました。お目にかかったのは一回きりでしたが、電話やお手紙、メールでしばしば貴重なご助言を下さいました。まだ教えていただきたいことが山ほどあったのに、それももう叶わぬこととなりました。まことに残念でなりません。糸園さんはほとんど孫ほども年の離れた私に対してもいつも丁寧に応対され、意見の異なることがあってもけっしてご自分の見解を押し付けることなく、つねに現場の事情を尊重して下さいました。この糸園さんの高潔な人柄が、まさに地域通貨の精神そのもののように私には思われたことでした。2年にも満たないわずかな間でしたが、得がたき師にめぐり合えたと、いま改めて感じています。糸園さん、ほんとうにありがとうございました。(の)q